ソーラーパネルの特性上、同じ方向、同じ角度にしても、隣同士でも設置環境が多少異なれば、発電のバラつきは起こりえます。
[最大出力の計算] 最大動作電圧(V)×最大動作電流(A) 太陽光発電システムを使用する際、最も気をつけなければならないことは、太陽電池パネルとチャージコントローラーの組み合わせです。
ここでは、組み合わせを考えるにおいて、最も手に入れやすい12Vのバッテリーを前提として太陽光発電システムを考えてみます。
チャージコントローラーは、太陽電池パネルとバッテリーの間に置かれることから、対応できる太陽電池パネルの発電量・バッテリー容量により、使用できる規格は決まってきます。
1週間の発電量=1時間当たりの発電量×日照時間×7日間
1週間の充電期間で必要となるバッテリー容量は12Vバッテリーの場合、1週間の発電量を12Vで割ったものとなります。
20Wh(ワット・アワー)出力の太陽電池パネルを使用した場合、1週間の発電量は、20Wh(1時間当たりの発電量)×3.5(1日あたりの平均的な日照時間)×7日間=490Whこれが1週間の総発電量となります。
そして、490Wh÷12V(バッテリー)=40.8Ah
こちらが必要なバッテリー容量となります。
充電期間を3日間で考えるなら、その半分程度の容量が適していることになります。